コロナ融資詐欺で再逮捕の吉羽美華市議のウラの顔とは?多くの金銭トラブルの内容まとめ

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コロナ禍で経営が悪化した医療・福祉施設に対し支援資金を融資する制度の仲介業者(独立行政法人「福祉医療機構(WAM)」が支援資金を融資する制度)を装い、貸付金を騙し取ったとして、大阪府寝屋川市議の吉羽美華容疑者(42)ら5人が逮捕されました。

22日、福岡県警は吉羽容疑者らを詐欺容疑で再逮捕される事件がありました。

逮捕前は「自分も騙された」と語っていたとされる吉羽容疑者はどんな人なのか

どんな事がおこっていたのかをまとめました。

目次

事件の概要

今回の事件

支援資金を融資する制度を装い、貸付金を騙し取った詐欺容疑

新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した医療機関や福祉施設などを支援する公的融資制度を悪用し、施設側から手数料などの名目で約6000万円をだまし取ったとして、8月1日に福岡県警に詐欺容疑で逮捕された大阪府寝屋川市議の吉羽容疑者が逮捕されました。

しかし現在8/22では、吉羽容疑者らは2020年7月~21年1月、福岡県久留米市の医療法人に対し、独立行政法人・福祉医療機構(東京)の「新型コロナウイルス対応支援資金」制度について、「融資の決定権限を持っており、融資金の返済義務もなくなる」などと虚偽説明。同月、この法人6億円の融資を受けさせ、うち2億3200万円を業務委託料名目でだまし取るなどした疑いが出ています。

市議の名を利用してコロナで困窮する施設を騙すという悪事。

「吉羽容疑者ら男女5人のグループは、独立行政法人の新型コロナウイルス対応支援資金制度を利用するよう十数件の施設に持ちかけ、総額十数億円を詐取した疑いが持たれています。逮捕容疑は2020年7月から12月にかけて、『(吉羽容疑者らの)グループを通せば独立行政法人に返済できなくても責任は追及されない』と虚偽の説明をして、大阪府内の福祉施設から業務委託料の名目で融資金の半分に当たる5940万円を搾取した疑い。吉羽容疑者は市議の名刺を見せ、自身の立場を利用して相手を信用させる役割だったと見られており、取り調べが行われています」

全国紙の社会部記者 

事件発覚の発端は、現金を巡るグループ内の仲間割れでした。

「昨年2月に犯行グループの1人が福岡市内にある銀行の貸金庫から1億数千万円がなくなっていることに気づき、福岡県警中央署に相談。現場の防犯カメラに現金を運び出す吉羽容疑者の姿が映っていたそうです。吉羽容疑者は取り調べに『1円ももらっていない』『巻き込まれただけ』と関与を否定している

捜査関係者

過去には写真集を出すなど才色兼備の「美しすぎる市議」としてもてはやされた彼女の素顔を追うと、政治家とはかけ離れた本性が見えてきました。

その他の事件

吉羽容疑者が総合格闘技「RIZIN」の名刺を配り歩いたり、夫と金塊の写った写真を見せてゴールド投資に勧誘したりと、これまで多くの金銭トラブルを抱えていたことが報じられています。

数千万円の投資金を勝手に社債に替えた仮想通貨投資トラブル

「希望の党関係者が何人も誘われ、実際に金を預けたが、コインを渡さなかったりしてトラブルになっていた。数千万円の投資金を勝手に社債に替えたため、返金を求める訴訟も起こされている」(希望の党関係者)

総合格闘技「RIZIN」の名刺を用い「グッズ販売をする」と出資者を探していた

夫と金塊の写った写真を見せてゴールド投資に勧誘した

「H氏が金塊と一緒に写る写真を見せ、ゴールド投資の勧誘もしていた。H氏はその後、この投資のトラブルが元で、行方が分からなくなっている」

 

吉羽美華市議の生い立ち~事件まで

大阪府寝屋川市で育った吉羽容疑者は、幅広くビジネスを展開するデザイン会社の社長だった父親と環境問題のセミナーを手がける団体の代表だった母親との間に生まれました。

大学卒業後、スポーツクラブのインストラクターとして働いていた吉羽はやがて政治の世界を志します。

頼ったのは、地元選出の元民主党衆院議員の樽床伸二氏だったそうです。

そして2007年、26歳で地元の寝屋川市議に初当選を果たした。

その後、2012年の衆院選に民主党から、翌年の参院選には新党大地から出馬するも相次ぎ落選しました。

 

2014年に自民党の谷川とむ衆院議員と結婚し、一男を儲けるも、16年に離婚。

 

その後は阪南市長選に無所属で出馬して落選。17年には希望の党から衆院選に出馬するも落選しています。

2018年には不動産業を営むH氏と出会い、ハワイで結婚式を挙げ、2019年4月に寝屋川市議選に出馬し当選し、5月に男児を出産したとあります。

 

落選した期間など無職が続いた時期、吉羽が周囲の人々を熱心に勧誘していたのが仮想通貨取引でした。

 

それが事件の始まりだったのか…。

コロナ詐欺に手を染めていた最近の吉羽容疑者の羽振りの良さとは?


※写真はイメージです

吉羽容疑者は、国政への夢破れた後、各地で仮想通貨のセミナーなどをしていましたが、2019年の寝屋川市議選挙に出馬。

市民に受け入れられたのか、2368票の票が集まり、当選を果たしました。

その後から羽振りの良さが注目されていました。

当選翌年に寝屋川市にあるタワーマンションの高層階の部屋を購入している

当選当初こそ軽自動車で登庁していましたが、すぐに黄色のベンツに乗り換えていると報じられる

体調不良で議会を欠席も、議員報酬とボーナス計約350万円

 

議員の給料優遇はありますが、逮捕されたとなればそれなりの処遇考慮があるのですね。

 

 

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